8日、大学が終わってからまさくんとあのひとと飲みに行った。
この二人も 私と後輩君が付き合っていると思っていたので
なんだかもうやるせなくて飲まずにはいられなくて
いつものようにまさくんちで飲み直し。

まさくんは弱いからすぐ横になってしまった。
まさくんのうちは2部屋あるから
となりの部屋に布団を敷いてまさくんを寝かせた。

あのひとといろんな話をしていたら
やっぱりいつものように恋愛話になって
「ミズキにとって すきってなに?」
そう聞かれたから
目の前にいる人のことを思って自分の気持ちを言った。
それから、私の好きな人の話になったから
「そのひとがしあわせならそれでいい…なんて思えないんだよなぁ。」
って言ったら
「そのひとには言わないの?」
って聞かれた。だから
「言っても叶わないから。」
そう言った。
その言葉を口にした瞬間
その言葉がストンと自分のなかに落ちてきて
悲しくなって涙が出た。

あのひとはびっくりして「その涙の意味は??」って聞くから

ついに思いを告げた。

ずっと 好きだったこと。
卒業して離れても 忘れることはできないかもしれないこと。
あの日の出来事は覚えてないだろうけど私はすごくすごく嬉しかったこと。

あのひとはキョトンとしていた。
でも 静かに聞いていてくれた。
それからゆっくり話してくれた。

すごく嬉しいけれど彼女のことが好きだから気持ちに応えることはできないこと。
だけど後輩君と付き合い始めたって聞いたときはショックだったこと。
それが真実じゃなくてほっとしていること。
そして
大学に来て 付き合いたいって思ったのは彼女と 私だったこと。
もし 彼女が居なかったら私のことが好きだっただろうってこと…。
あの日のことも覚えていること。
あの時の気持ちはわからない けど 適当な気持ちじゃなかったこと。

「遅いよ。」
あのひとはそう言って下を向いた。
私はずっと涙が止まらなかった。

恥かしくなって横になった。
あのひとも横になって 何故か腕枕をしてくれて
目が合った。

キスをした。
抱きしめてくれた。
「遅いよ」もう一度言われた。

朝起きたら
何事もなかったようにまさくんのうちを出て
駅まで送ってもらって
ばいばいって言ってわかれた。

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