電話。

2006年6月27日 カタオモイ
大学のときのサークルが
今も続いていて
その サークル関係で あの人からメールが来た。
何通かやりとりした後、面倒になったので電話をした。
私もあのひともBBフォンだから 何時間話してもお互いタダだ。

そういえば あれ以来、電話していないこと
すっかり忘れていて、あのひとが受話器を取ったあとに気が付いた。

だけど 変わっていない声と(当然だけど)テンポと口調。ノリの良さ。
すごく すごく安心した。
東京でも 友人が出来た。 本音を話せるひともいる。
だけど やっぱり違うんだ。何を言っても 言われても
『自分』ってものを認めてくれる。自信をくれる。

なによりドキドキした。
向こうはもう なんとも思っていないだろうけど
やっぱり どうしても 今の私はあのひとじゃなきゃ駄目なんだ。

改めて 気付いてよかった。

ここ数日、寂しい というだけで
流されてしまいそうな自分がいた。
流れてしまおうか そう 思っていたけど
あのひとの今の状況を聞いて
また がんばろうって 思えたんだ。
流されるのは まだ 早い。

最後に言ってくれた
『いつでも帰っておいで』
この言葉ひとつで 私は頑張ることができるんだ。

空。

2006年6月25日 カタオモイ
東京の空では
星が見えないよ。

愛知ではよく一緒に星を見たよね。
煙草を吸っている横顔を見ながら
たわいもない話をして。

四国に行ったときも
『見える?』って、聞いてくれて
車の屋根に乗って満天の星を一緒に見たよね。

今日 車の中で空を見上げたら
ただ 明るいばかりで
なんだか悲しくなったよ。

だけど。

2006年6月12日 カタオモイ
このままでいいのかと問われたら
いいわけない と答える自分がいる。

だけど きっと関係は変わらない。
変わってしまったらきっと 何かを失う。
苦しいのに 変わってほしくないなんて
心に反したことを願う自分が
なんだか惨めだ。
恋愛したい。
好きな人がほしい。

…厳密に言うと、
「あのひとを忘れられるくらい夢中になれる人が側に居てくれたら。」

叶わないことがわかっているのに
自分から振られに行ったのに
考えることと言ったら あの人のことだ。

ちょっと 気になるひとが居ても
どうしたって あの人のことを考えてしまう。
長かった 曖昧な関係が
終わりました。

これからも一生の付き合いをしよう。
これからも、一番の友達でいよう。

ありがとう。

これから、誰かが私の隣にいるのか
それともずっと思い続けるのか
それはわからない。
だけどずっとこれまで真剣に考えてくれてありがとう。
ごめん ってあやまらなくていいのに。
ありがとう。
本当にありがとう。

最近 ワインをのみながらの煙草がうまい。
オヤジか。

報告。

2006年5月8日 カタオモイ
友人に彼氏ができた。
大学時代はいなかったので久々な感じだって。
ちくしょう いいなぁ。
羨ましい。
ほほえましい。
恋する乙女は最強に可愛い。

私は意地になって忘れたくないだけなのだろうか。
あの、曖昧な返事を。
それが確実になることなんて無いって
何度も 昨日だって思い知らされているはずなのに。

今の位置を良しとしているならば
傍からみたらなんて惨めな女なんだろう。

お互いの時間がどんどんずれていく。
お互いの共通の時間が『今』から『過去』へシフトしていく。
そのうちに 思い出話しかしなくなるのかな。
1ヶ月は長いようで短い。

GWはあっという間に過ぎていった。
つい数時間前まで愛知にいたのに。
もう、ここは東京だ。

待っている時間は長い。
けれども楽しい時間は短く感じる。
怒涛の3日間だった。
久々に馬鹿みたいに笑って騒いで酔っ払って。
周りなんか全く気にしなかった。

去り際はあっさりしたもんだった。
『じゃ、また夏に。』
また 長い『待ち時間』だ。

だけど帰れる場所があるってこと 再確認した。
みんなありがとう。
今日からまた 頑張るね。
昨日、バイトが終わって勉強して
ふと携帯見たらなんとなく元気かなと思ってメール。

『もうすぐ休みやん。待っとるからな。』

このメールで今日も頑張れました。(単純)

今月、思ったよりバイトに入れました。
まだ1か月も経ってないのに使っていただいてありがたいです。
来月からもう一つやることになるけど
感謝の気持ちを忘れずにいようと思います。
駄目だ。

何も始まってない。

だから終われない。
不安そうな顔をしていたから
「私はずっとここにいるよ」そう言った。
返って来た言葉は ありがとう。

「いてもいい?」そう聞いたら 頷いてくれた。
ありがとう。

想い

2006年2月1日 カタオモイ
想いを隠そうとすればするほど
駄目だ。

ひろみちゃんに言われた言葉が妙に嬉しかった。
「二人ってセットみたい。見てると自然に隣にいるんだもん。
そういうの、いいと思う。
お互いが、居心地がいいと思っているんだね。
そういうひとに出会えてよかったね。」

うん。
本当によかった。
だから私は 気持ちを閉じなきゃいけないね。
きっと こんなひとには二度と出会えそうも無いから。
何かのきっかけで崩れてしまうのが怖い。
そのきっかけは 本当に些細なことなんだと思う。
戻れるうちに 戻らなくちゃ。
きっと あのひともそう思ってる。
妙に ぎこちない。

だから

2006年1月13日 カタオモイ
手に入らないから 良いのだと思う。

手に入ってしまったら
なんだ こんなものか って そう思ってしまう。
もしくは そう 思われてしまう。

それがすごく怖い。

だから私は自分を作るだろう
いまのままの自分じゃいられなくなるだろう。

そんなの意味無い。

手に入れてしまったらきっと壊れてしまう。

いまのこの距離が
ものすごく居心地が良い。

だから??

2005年12月24日 カタオモイ
忘年会があった。
相変らず飲んだけど何故か中途半端にしか酔えなかった。
いつもと同じように3次会はまさくんち。
何故かいつもよりひとが集まっててはいれなかったから
隣の部屋にいったら あのひとが寝ていて
寝てるのを良いことに言いたいことをつぶやいた。

『恋人になるとか そんなんいらないから一生の付き合いがしたい。
今の関係が崩れるのは嫌だ。今後 あなたと笑えなくなるのは絶対に嫌だ。
そんなことになるんだったら今のままでいい。トモダチのままでいい。』

そしたら『それはミズキの結論でしょう?俺の気持ちはどうなるの?』
聞いてたらしい。
そんなこと言われたら期待してしまうじゃないか。
元はといえば私がこんなこと言ったのがいけないんだって
わかってるんだから尚更そんなこと言うなよ。

叶わないってわかってるんだから
期待なんかしなきゃいいのに
どうしてすこしでも期待してしまうんだろう。
馬鹿だなぁ。
カラオケ行かない?ってメールがきた。
もうすっかりお風呂に入ってしまって勉強モードに入っていた時に。

夜だし遅いし止めとくって返したら電話が掛かってきた。

『暇でしょ?暇だよね?寒い?あったかい車で迎えに行くよ。ハイ。支度しといて。』
そんなわけで行くことになった。
行ったらみんなすっかり出来上がっていて
私はそのノリについていくためにいつも以上のハイペースでビールを飲んでいった。
案の定酔っ払い、いい気分になったところへ
『この前、覚えてないんだけどビンタしたらしいね…ごめん』
そう言われたから 私のことをキライだってことはよくわかったよ。
って言った。
そのあと、眠くなって寝てしまって
起きたらあのひとの車の中で 目の前は海だった。
雪がちらちらしていてうわぁって声が出た。
そしたらあのひとが『嫌いなひとをカラオケに誘うか。嫌いなひとと…。あんなこといわれたらショックだろうが。』そう言われた。
『ミズキに言われて以来、すごく考えてるんだよ。ずるいかもしれないけど 彼女もミズキも好きなんだよ。
ミズキと距離置くって考えたけど それは嫌なんだよ。
彼女にこんなことがあったって話をして 別れることも考えた。』


でも、どっちもしないってことは彼女のことが大事なんだよ。
私が言ったから悩ませてしまった。ごめんなさい。
きっとあのひとのその気持ちはお互い卒業して離れてしまったら消える思い。
私のことなんて忘れてしまう。
それでいい。
ほんのちょっとでもあのひとが私のことを考えてくれたってことだけで
もう いい。

話終わる頃には空が明るくなっていた。
朝焼けがものすごく眩しかった。

ビンタ

2005年12月15日 カタオモイ
忘年会のあと2次会でカラオケに行った。

あのひとは酔っ払っていて
声をかけたら笑いながらビンタされた。
一発どころじゃない。
しかもおもいっきり。

怖くなった。
ちょっと昔を思い出した。

顔をはたかれるってことは
自分全てを否定されるのと同じだと思う。
私はそうなってしまうと 自分がなにかしたのではないかと思ってしまって
どうしていいかわからなくなる。
明らかにそのときは 私は悪くないと思うのに
ただ はたかれるしかない。
あのひとに嫌われているのだと そう思ったら
悲しくて辛くて泣けてきた。

朝、覚えていないって言われて
また悲しくなった。
プチ忘年会に行った。
あのひとも後輩君もまさくんも居て
楽しかったけど やっぱりぎこちなく
彼女のことが 本当に大事なんだなぁって
思い知らされた。

なんでこんなときに私は余計なことに首を突っ込むんだ。
居られるだけで、幸せなのに。
話したい気持ちと無理だってわかりきってることが
楽しさと後悔を生む。
8日、大学が終わってからまさくんとあのひとと飲みに行った。
この二人も 私と後輩君が付き合っていると思っていたので
なんだかもうやるせなくて飲まずにはいられなくて
いつものようにまさくんちで飲み直し。

まさくんは弱いからすぐ横になってしまった。
まさくんのうちは2部屋あるから
となりの部屋に布団を敷いてまさくんを寝かせた。

あのひとといろんな話をしていたら
やっぱりいつものように恋愛話になって
「ミズキにとって すきってなに?」
そう聞かれたから
目の前にいる人のことを思って自分の気持ちを言った。
それから、私の好きな人の話になったから
「そのひとがしあわせならそれでいい…なんて思えないんだよなぁ。」
って言ったら
「そのひとには言わないの?」
って聞かれた。だから
「言っても叶わないから。」
そう言った。
その言葉を口にした瞬間
その言葉がストンと自分のなかに落ちてきて
悲しくなって涙が出た。

あのひとはびっくりして「その涙の意味は??」って聞くから

ついに思いを告げた。

ずっと 好きだったこと。
卒業して離れても 忘れることはできないかもしれないこと。
あの日の出来事は覚えてないだろうけど私はすごくすごく嬉しかったこと。

あのひとはキョトンとしていた。
でも 静かに聞いていてくれた。
それからゆっくり話してくれた。

すごく嬉しいけれど彼女のことが好きだから気持ちに応えることはできないこと。
だけど後輩君と付き合い始めたって聞いたときはショックだったこと。
それが真実じゃなくてほっとしていること。
そして
大学に来て 付き合いたいって思ったのは彼女と 私だったこと。
もし 彼女が居なかったら私のことが好きだっただろうってこと…。
あの日のことも覚えていること。
あの時の気持ちはわからない けど 適当な気持ちじゃなかったこと。

「遅いよ。」
あのひとはそう言って下を向いた。
私はずっと涙が止まらなかった。

恥かしくなって横になった。
あのひとも横になって 何故か腕枕をしてくれて
目が合った。

キスをした。
抱きしめてくれた。
「遅いよ」もう一度言われた。

朝起きたら
何事もなかったようにまさくんのうちを出て
駅まで送ってもらって
ばいばいって言ってわかれた。

指輪

2005年11月27日 カタオモイ
今日 彼に会った。
見てしまった。最初に気付いてしまった。
彼の右手薬指に あきらかにわかるペアリング。

私が指輪をしていた時 
『なんかさ、指輪してるとリアルだよな。ほんとに相手がいるんだよな。』
なんて言ってたのに。

今度は私の番だね。
だけど誰よりショック受けてるなんて彼は知らない。

2時間以上隣で下らない話してちょっと肩が触れては顔が赤くなって。
だけど指輪のことは頭から消えない。
ずっとずっと 消えない。

誕生日

2005年11月16日 カタオモイ
昨日はあなたの誕生日だった。

私はそこにいたかった。でも私はそこにいなかった。

おめでとうって一番に言えなかった。言いたかったのに。

後輩が楽しそうに昨日の出来事を話している。

私はそんなこと知りたくなかった。

私はそんなこと聞きたくなかったよ。

あなたは私なんかいなくても
楽しい時間を過ごしているんだ。
当たり前のことなのにね。
だけど、そう思ったら悲しくなった。

私は昨日 一緒に 誕生日を祝いたかったんだ。
私のことを好きだといってくれることは嬉しい。
でも、私は私の好きな人が
たった一瞬でもいいからこっちをむいてくれることとか
たった一瞬でもいいからそのヒトを独占できたと感じることのほうがなにより幸せかもしれない。

「酔っ払って覚えてない」そんな言い訳されても私はその時しあわせだったと思えるから
その思い出を、独り占めできているからわたしはそれで充分幸せ。

今 より 過去。
今はそれでも構わない。

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