カラオケ行かない?ってメールがきた。
もうすっかりお風呂に入ってしまって勉強モードに入っていた時に。

夜だし遅いし止めとくって返したら電話が掛かってきた。

『暇でしょ?暇だよね?寒い?あったかい車で迎えに行くよ。ハイ。支度しといて。』
そんなわけで行くことになった。
行ったらみんなすっかり出来上がっていて
私はそのノリについていくためにいつも以上のハイペースでビールを飲んでいった。
案の定酔っ払い、いい気分になったところへ
『この前、覚えてないんだけどビンタしたらしいね…ごめん』
そう言われたから 私のことをキライだってことはよくわかったよ。
って言った。
そのあと、眠くなって寝てしまって
起きたらあのひとの車の中で 目の前は海だった。
雪がちらちらしていてうわぁって声が出た。
そしたらあのひとが『嫌いなひとをカラオケに誘うか。嫌いなひとと…。あんなこといわれたらショックだろうが。』そう言われた。
『ミズキに言われて以来、すごく考えてるんだよ。ずるいかもしれないけど 彼女もミズキも好きなんだよ。
ミズキと距離置くって考えたけど それは嫌なんだよ。
彼女にこんなことがあったって話をして 別れることも考えた。』


でも、どっちもしないってことは彼女のことが大事なんだよ。
私が言ったから悩ませてしまった。ごめんなさい。
きっとあのひとのその気持ちはお互い卒業して離れてしまったら消える思い。
私のことなんて忘れてしまう。
それでいい。
ほんのちょっとでもあのひとが私のことを考えてくれたってことだけで
もう いい。

話終わる頃には空が明るくなっていた。
朝焼けがものすごく眩しかった。

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